終電車ならとっくに行ってしまった
(フジモト マサル)
エッセイひとつにつき
漫画がひとつ入っている構成で
読みやすい一冊だった。
読んでいると不思議と懐かしくなる。
昔、子供から大人になる途中の曖昧な時期に
こんなことを考えていたんじゃないかなんて思う。
エッセイはクールな語り口でありつつ
どこか哀愁を帯びていて
マンガはとてもやわらかい絵柄。
作中出てくるナマケモノは作者自身であるのだろうけど
いつからか読んでいる自分自身のような気もしてくるから不思議だ。
教訓:人はいつだって野良猫のように自由になれる
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