2016年7月28日木曜日

タルトタタンの夢(読書感想)

本はいつも読んでいるのですけど

久しぶりに読書の感想をまとめてみます。


タルト・タタンの夢 (創元推理文庫)

ヴァン・ショーをあなたに (創元クライム・クラブ)

(近藤 史恵)


小さなフレンチのビストロが舞台の連作短編。

お客さん達の悩みや小さな謎を

ちょっと変わり者のシェフが鮮やかに解決する。



ミステリーだが、凶悪な犯罪は一つもないので

気楽に楽しめるのがいい。

さまざまな味わいの登場人物が出てくるが

基本的に悪人はあまりいないので

「胃もたれ」する心配もなく物語を楽しめる。



そしてなんといっても美味しそうな料理の数々!

普段はフレンチなんて縁の無い私も思わず食べたくなる

特にフォアグラとバゲットの組み合わせは

想像するだけでお腹が空いてしまう。



教訓:読みやすくてあっという間に「ご馳走さま」でした。


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