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イギリス、ウィッツバリーを舞台に
二人の少年が幻想事件を解決するシリーズ2作目。(1作目の紹介はこちらから→★)
今回、二人はなんと「妖精の国」にまで行ってしまう!
2作目にして急展開。でもそんなに大事件は起きないし
新キャラも数人出るが、そんなにわちゃわちゃしない。
つまり相変わらず淡々としたストーリー展開なのでまったく空々しく感じないし
とても読みやすい。
物語の根幹には人間(や妖精等)の哀しみや優しさがあるから
とってもファンタジックなのに、リアリティがあり温かみがある。
妖精の世界に纏わる約束事などは、幼いころファンタジーの世界に
魅せられた人なら誰でもうっとりとするはず。
穏やかで美しい文章と美しい風景が良く合う素敵なシリーズは
続きもぜひ読みたいと思う。
教訓:とにかく面白い。
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