2017年4月13日木曜日

英国幻視の少年たち2(読書感想)

英国幻視の少年たち2 (ポプラ文庫ピュアフル) (深沢仁)


(※画像は表示されない場合があります)


イギリス、ウィッツバリーを舞台に

二人の少年が幻想事件を解決するシリーズ2作目。(1作目の紹介はこちらから→★



今回、二人はなんと「妖精の国」にまで行ってしまう!

2作目にして急展開。でもそんなに大事件は起きないし

主人公もそのバディも相変わらず余計な事をしゃべらない

新キャラも数人出るが、そんなにわちゃわちゃしない。

つまり相変わらず淡々としたストーリー展開なのでまったく空々しく感じないし

とても読みやすい。


物語の根幹には人間(や妖精等)の哀しみや優しさがあるから

とってもファンタジックなのに、リアリティがあり温かみがある。



妖精の世界に纏わる約束事などは、幼いころファンタジーの世界に

魅せられた人なら誰でもうっとりとするはず。

穏やかで美しい文章と美しい風景が良く合う素敵なシリーズは

続きもぜひ読みたいと思う。

教訓:とにかく面白い。

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