2017年5月30日火曜日

学生時代にやらなくてもいい20のこと(読書感想)

学生時代にやらなくてもいい20のこと (朝井リョウ)

(※画像が表示されない場合があります)

著者の学生時代の日々をつづったエッセイ。

朝井リョウ氏に関しては「平成生まれの直木賞受賞作家」とか

「ゆとり世代を代表する作家」とか

なんとなく世間で言われていることしか知らなかった。

作品も「現代の若者文化の象徴」で「少し残酷そう」な物が多いのかなと

勝手に思い込んで、読みことはなかった。

たまたま「エッセイが面白かった」と聞いて手に取ったのがこの本だった。



結果的になんとなく読んでみたはずなのに、

読後はすっかり筆者に親近感を抱いてしまった!

まず若い男性らしく₍?₎お腹が弱いところとか

あとは繊細で、やや自虐的なくらいユニークな部分も。

ゆとり世代とかさとり世代とか、草食系男子とか

悪い意味で使われることも多いが、変に主張しすぎずに

穏やかな人って私は結構好きである。



会ったこともないのに、読んだだけで勝手に親近感を覚えてしまう

これだからエッセイを読むのは止められない。

新作エッセイが6月に発売されるらしいので、それも楽しみだ。



教訓:ちなみに村上春樹さんに関しても、

小説は私には難解すぎてあまり読まないが、

エッセイは殆ど読んでいるので勝手に親近感を抱いている。

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