2010年1月3日日曜日
ひとつめ「風が強く吹いている」
風が強く吹いている
2009年1月~2月
会場:ル・テアトル銀座 他
演出:鈴木裕美
脚本:鈴木哲也
原作:三浦しをん
出演:黄川田将也/和田正人 他
観劇のきっかけ:
お正月に箱根駅伝を見て感動したことと(笑)
テレビで見て知っている出演者がいたので、なんとな~く見に行った作品。
(偶然にも、一昨年に唯一見た舞台と同じアトリエ・ダンカンプロデュース作品でした)
★以下ネタバレの恐れありです。
原作、映画版、DVDを見る予定の方はご注意下さい。
ストーリー:
10人の大学生が箱根駅伝出場を目指すというお話。
基本的に駅伝部の学生寮「アオタケ」の中でお話が展開し、
他は駅伝を走るシーンのみというシンプルな構成。
感想:
シンプルだからこそ、原作の持つしっかりとしたストーリーがすごく伝わって来た。
部員10人の一人一人のキャラがはっきりしていて、面白かった。
出演者の人たちもみな役柄に合っていました。
なんとな~く軽い気持ちで見に行ったのですが、見に行って本当に良かった!!
特に印象深かった箇所:最終の10区をハイジが走るシーン
原作ではとても重要なシーンなのですが、舞台ではあえてそれが描かれていません。
箱根が終った後にアオタケでみんなが普通に生活しているシーンで終ります。
それがかえって、見ている側に色々と考えさせてくれる「余白」となって心に残りました。
特に印象に残った出演者:黄川田将也さん、和田正人さん
みなさん良かったけど、主演のお二人は走るシーンもとてもかっこよかったです。
再演したら絶対見に行きたい!
この公演をきっかけに「今年はいっぱい舞台を見るぞ」と決意したのでした!