小生物語
(乙一)
「小生」こと小説家、乙一氏の
日々の出来事を綴ったエッセイ。
文体がとにかくユニークですらすら読めてしまう。
何でもない日常を独特の文章で
面白おかしくしてしまう手腕はすばらしい。
そして日記の内容が、虚実入り乱れているのも楽しい。
読み始めは「これは本当の日記だな」とか
「これは作り話かな」とか分っているつもりなのだが、
だんだん読み進めていくと
そのあたりのボーダーラインが分からなくなってきて
不思議な感覚がやみつきになる。
ぜひ続編を書いて欲しい!!
教訓:先日の日記に書いた「吉祥寺の朝日奈くん」という映画と
同じ作家さんの作品(そちらは変名の中上永一名義)
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