2011年3月16日水曜日

ポワロ最後の事件


カーテン
(アガサ・クリスティー)

世界で最も高名な探偵の一人

エルキュール・ポアロの最後の事件を描いた作品



ポワロが最初の事件の舞台であるスタイルズ荘で

旧友ヘイスティングズと共に

正体不明の殺人犯と戦います。



クリスティは非常に人間らしい人だったと思うのは

時の経過と共にポワロもちゃんと年をとっていて

最後は病気になるところです。

永遠のスーパーヒーローではなく現実味がある。

でも病気になっても灰色の脳細胞は衰えてなくて

それが読者としてはとても嬉しかったです。



最後の終わらせ方は本当に寂しいですが

ポワロとヘイスティングズの友情にじーんと来ました。



クリスティは沢山のミステリーを私達に残してくれましたが

個人的にはほとんど読み終わってしまっているので

もっともっと書いておいてほしかったなあと思います。



教訓:ホットチョコレートは素晴らしい

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