2013年5月7日火曜日

板尾日記



板尾日記 (板尾 創路)


お笑い芸人、板尾創路さんの2005年の1年分の日記。

エッセイというよりも、「日記」そのもの。

他人に見せる為の飾りは一切感じられず、

その日にあったことを淡々と綴っている。



一日分の日記は、ごく短くてシンプルだ。

シンプルな中にも著者独特のセンスが出ていて面白い。

ただ面白いと言っても、声を出して「わはは」と笑う面白さとは違って

文章からじわりと滲み出してくる、旨みのような面白さだ。

それは本人の個性から生まれてくるものなのだろう。

どんどん続きが読みたくなって、365日分の日記もあっという間に読み終えてしまった。



本当にそのままの日記なので、読んでいて「これ書いて大丈夫かな?」と

心配になるような、正直すぎる言葉もあるのだが、

書き手に悪意が無いので、読んだ後で嫌な気分になったりはしない。



読んでいる最中は、どんどん文章を追い続けてしまうのに

読み終わると、良い意味で後に残らない。

夢を見ているような読書感の日記。



教訓:さりげなく奥様と仲が良くて、微笑ましい。


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